日本維新の会は代表の任期を撤廃した。他党はどうか?

僕が大阪都構想の住民投票に敗北し、政治家を引退するこが決まったとき、その任期満了前に現日本維新の会の前身である「おおさか」維新の会の規約を整備した。その際にこだわったのがこの代表任期のところだ。

僕は代表任期を撤廃した。代表のポジションは、基本的に国民、有権者の判断に委ねるべきだ、と。国政選挙で勝てば代表継続、負ければ代表辞任というようにね。

つまり、党の代表選は国政選挙において党の顔を選出するためのものなので、国政選挙に負けて次の国政選挙のために新たな党の顔を選出する必要がある場合のみ、党の代表選挙をやる。すなわち、予め代表の任期を定めることはせず、国政選挙で負けた場合のみ代表選をやるというようにした。

ただし、おおさか維新の会(現日本維新の会)は弱小政党なので国政選挙で勝ったのか負けたのかが分かりくい。よって国政選挙が終わった後に、特別党員によって党の顔を替える代表選をやるかどうかの投票をまずやる。

このような規約整備をしたが、いずれにせよ代表任期を撤廃した。

そしたら一部インテリからは、橋下の独裁思想があらわになった、と批判されたよ。バカか! 代表任期がある方が、有権者の意思を無視するものであって民主主義への冒涜なんだよ!

党の代表は、国民のリーダーにもなり得る存在。民主国家において党の代表を決めるのは、基本的には国政選挙であって、予め任期を設けるものではない。党の代表任期を定めなければならないのは、選挙がない非民主国家の場合だよ。

自民党も、立憲民主党も、国民民主党も、代表任期が定められている。これは思慮が浅い。国政選挙という民主主義の要を大切にしているのであれば、代表任期は即刻撤廃すべきだね。

(略)

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※本稿は、公式メールマガジン《橋下徹の「問題解決の授業」》vol.119(9月11日配信)を一部抜粋し、加筆修正したものです。もっと読みたい方はメールマガジンで! 今号は《【自民総裁選「不要」論】党の「顔」として国政選挙に勝つ、それが首相になる条件だ!》特集です。