それでもやりがいのある広報の仕事
【福山】大変なこともあるけれど、やりがいを感じることも多いよね。
【横山】記者さんとのいい関係は、誰でもつくれるものじゃないから、そういう意味ではスペシャリスト。一生ものの仕事だと思う。私の下に入ってきた後輩たちはみんな、「一生広報で食べていきたい」と言ってくれてます。
【福山】広報に来てよかったのは、経営層とコミュニケーションをとる機会が格段に増えたこと。現場にいたときは「なんでこんなことするんだろう」とふに落ちなかったことも、理由を役員から説明してもらって納得できた。
【小谷】私は自分がいいと思ったものを広められるのが広報の醍醐味(だいごみ)だと思う。私自身は裏方で、まわりに光をあてるのが性に合ってる。
【鈴鹿】私は経験が浅いせいか、まだまだその境地には……。そこに行けるようにがんばらないと。
【井田】広報って社会との接点でしょう。そこに私の存在意義があると思うと、すごく楽しい。この春異動になったんですけど、また戻ってきたいです。
【福山】結局みんな、会社が好きで、仕事が好きなんだよね!
市来朋久=撮影 林 ユミ=イラスト