チームのやりとりを活発化するための3つのポイント
チームのやりとりを活発にするためには、以下の3点に気を付けて問いかける必要があります。
【1.質問の種類】
クローズドクエスチョン(限定質問)ではなく、オープンクエスチョン(拡大質問)で尋ねる
【2. 問いかけの仕方】
チーム全体に対する問いかけを行い、メンバー全員の発言を促した上で、改めて個別に聞いてみる
【3. 促し】
互いの発言に対するリアクションを起こせるよう、メンバーへの問いかけによって促す
まず、1つ目のポイント「質問の種類」についてですが、メンバーに問いかけるときにはYes/Noでしか答えられないクローズドクエスチョンではなく、オープンクエスチョンで聞くべきです。というのも、オープンクエスチョンで尋ねることにより、リーダーが考えていないようなアイデアや視点を引き出すことができるからです。
次に2つ目のポイント「問いかけの仕方」についてですが、最初にチーム全体に問いかけを行うことで話す準備ができている人に発言させ、その後個別に問うことによりメンバー全員が議論に参加できるようになります。
最後に3つ目のポイント「個々の発言に対するメンバー間でのリアクションの促し」についてですが、こうすることでリーダーとメンバー個人ではなく、メンバー間で意見のキャッチボールが起きるようになります。
では、この3つポイントを押さえた問いかけを使って、先ほどのディスカッションをやり直してみましょう。