各国・各界のトップリーダーが集結!
ジェンダーダイバーシティへの提言
8月28日、安倍首相の挨拶に続き基調講演を行ったのは、ノーベル平和賞受賞者でリベリア大統領のエレン・ジョンソン・サーリーフ氏、ロッキード・マーティン・コーポレーション会長、社長兼最高経営責任者のマリリン・ヒューソン氏の2名だ。
続いて、UN Woman事務局長のブムズィレ・ムランボ=ヌクカ氏、そして日本経団連の榊原完征会長の2名が挨拶のために登壇した。榊原氏は挨拶の中で、これら女性を取り巻く試みは“日本の経済成長戦略である”と述べ、男性側の働き方に対する多様化とダイバーシティマネジメントの必要性にも触れた。
さらにこの日は、2つのテーマ「女児と教育」、「ダイバーシティとリーダー」についてパネルディスカッションが行われた。ここでは「ダイバーシティとリーダー」のパネルディスカッションの一部を紹介しよう。
パネラーは国連開発計画総裁のヘレン・クラーク氏、ハーバード・ビジネス・スクール教授のリンダ・A・ヒル氏、スウェーデンの政府男女平等雇用委員会委員でNovare社CEOのフレデリック・ヒレルソン氏、BTジャパンCEOで日本経団連役員でもある吉田晴乃氏の4名、モデレーターは「ウーマノミクス」の提唱者、ゴールドマン・サックス証券副会長のキャシー松井氏が務めた。