「仮説立案」「構成・文章化」「ビジュアル化」の3ステップ構成。各ステップの講義&練習問題であなたの資料作成力がぐんぐん伸びる。

カラーリングの3つの役割

いよいよ仕上げ。カラーリングの役割は3つです。「業務チームは赤、システムチームは青」などと対象物の色を統一する「シンボル」としての方法。「ガイド」として説明個所に色をつけて示す方法。「演出」としてコーポレートカラーと連動させて企業としてのブランドの統一感を出すことも可能です。

▼カラーパレットの使い方

色数は最多で5色までに抑えること。基本色のグラデーションを使い色数を限定します(図を参照)。カラーパレットを使えば、見栄えよく実現できます。ビジネス文書なら寒色系がベター。落ち着いたイメージを演出できます。

(A)基本色のグラデーションの使用によって、色数を限定し表現を増やす
(B)同心円状は明度が同じ。ここから選んで基本的に設定する

&Create(アンド・クリエイト)代表 清水久三子
1969年、埼玉県生まれ。お茶の水女子大卒。日本IBMグローバル・ビジネス・サービス事業部、ラーニング&ナレッジ部門リーダーを経て、2013年独立。著書に『プロの課題設定力』『プロの資料作成力』などがある。
(構成=大塚常好(プレジデント編集部))
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