どんなに能力が高くても、格好に問題があれば、一発で不信感を持たれてしまう。いま一度、身嗜みを振り返ろう。

一流と三流の分かれ目

スーツを選ぶときに、「自分が動きやすいか」「暑くないか、寒くないか」という観点で選んでいませんか? その選び方では、もしかしたら、相手に悪印象を与えてしまっているかもしれません。

もともとスーツスタイルは、西洋の貴族階級の歴史の中で、「自分の身分を相手に表す」という考え方から生まれたものです。その意味で言えば、現代のビジネスパーソンにとって、スーツとは年齢、役職といった自分の身分を相手に表すものであり、「相手のことを考えること」が重要となります。