「ガダルカナルの日本軍」をパンクさせた
「ER」というアイデア

「妻が死をもって浮き彫りにした問題を、医者、病院、都、国が力を合わせ改善してもらいたい。妻の死を無駄にしてほしくない」

今年10月、脳出血を起こした東京都内の妊婦が8病院に搬送を拒否され、出産後に死亡した。夫は記者会見で「だれも責める気はなく、裁判を起こすつもりもない。赤ちゃんを安心して産める社会にしてほしい」と話した。

当初、医師不足を理由に搬送を断り、最終的に女性の収容先となった都立墨東病院は「総合周産期母子医療センター」の看板を掲げる大病院だった。看板に偽りがあったのはなぜだろうか。