農民出身の秀吉は「しがらみがない」
しかし、そんな信長の下についている秀吉は、もっと自由だった。
秀吉には守るべき家格もなければ、配慮すべき譜代の家臣団もない。農民出身という出自は、しがらみのなさを意味していた。信長が切り開いた「実力主義」という道を、秀吉は何の遠慮もなく全速力で走ることができたのである。
信長が「旧秩序との共存」という重荷を背負っていた一方で、秀吉は身軽だった。だからこそ、信長のシステムをさらに徹底し、拡大することができたのだ。
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