1970年の万博は「人類史上最大の国際行事」
では関西万博は本当に“国民的イベント”だったのだろうか。2900万人とはいっても一般客が平均来場回数2.3回、驚くべきことに近隣で通期パスを購入していた関西在住者の40万人は平均来場が11.8回。まさに「関西」万博で近い商圏の住民がパビリオンを全通(コンプリートする)していたという10月末の途中調査結果も出ていた。
この数字で通算すると、実質的なユニーク来場者数は1100万人。外国人比率5%を除くと国民の8.4%、12人に1人が参加したイベント、ということになる。
こうした結果をみて、大阪万博は「成功だった」と言いきれるのだろうか。近年あったオリンピックやワールドカップなどの“国民的イベント”と比較すれば、もちろん十分な結果を残したものではある。しかし、1970年の大阪万博と比べてみると今回の2倍以上となる6421万人の来場者数だった点はやはり比べ物にならなかった。
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