あの米国よりも先に女性首長が誕生か
前回のコラムで「女たちは同じ女だからといって高市早苗氏を支持していない」と書き、男女問わぬ読者からやんやの喝采を頂戴した私ではあるが、「結局、あの米国よりも日本の方が先に首都も国家も女性首長の誕生が実現した(する公算が大きい)」という一点のみでは、感慨を抱くのは事実である。
もちろん、新総裁が小泉進次郎氏であったなら大幅な若返り、高市氏であったなら初の女性首相誕生の見込みという、どちらへ転んでも新しい話題を提供する選択ではあった。特に、例えば詳しい人物像を知らずに若さや女性という「属性」だけで見るのであれば、事情を知らない海外の人などはどちらであっても刷新イメージを受け取るのかもしれない。
国際金融市場は、日本は小泉進次郎を選んで石破現政権同様の路線を維持するとの共通の強い見通しを持っていたため、高市新総裁誕生には国内の我々と同じ驚きや焦りをもって反応した。強いリーダーシップと資本主義に則った経済政策を評価する市場はアベノミクス再来と好感、日経平均株価は急騰し過去最高値を大幅に更新し、「高市トレード」が始まった。高市氏が利上げに否定的であること、円安志向であるとの読みから同時に円安も進んだが、経済通であることが強みの高市氏としては、少なくとも市場の好感は祝砲に聞こえるだろう。
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