あと5年で「平均賃金100万円増」

果たして誰が、国民の暮らしと安全を守ってくれるのか、これまで各候補が打ち出した「物価高対策」を比較し、筆者独自の論評を加えておく。

小泉氏
会見ではメモに目を落とし、討論でも「安全運転」の姿勢が目立つのが残念。
・ガソリン暫定税率の廃止
・2030年度までに平均賃金の100万円増加を目指す
・「年収の壁」引き上げに条件付き賛成。物価や賃金の上昇にあわせて所得税の基礎控除などを調整する仕組みを導入

○高市氏
会見や討論では笑顔と関西弁を多用し「保守色」を和らげ、野党に秋波も送る。
・ガソリン暫定税率、軽油取引税の廃止、電気・ガス料金引き下げの可能性も示唆
・「年収の壁」引き上げに賛成。所得に応じ給付や所得税の控除を行う「給付付き税額控除」や「自治体向け交付金」の拡充
・消費税減税は「即効性がない」としながらも「排除せず」
・積極的な成長戦略のためには赤字国債の増発もやむを得ないと明言