「掘って掘って掘りまくれ」のトランプ政権
もう一つの要因である為替については、2025年3月時点で1ドル=150円を切る水準となっており、昨年夏の160円と比較すると円高傾向にあります。円高になると輸入コストが下がるため、ガス価格の影響を除けば、他の資源価格は落ち着く可能性があります。
こうした資源価格と為替の両翼に影響を及ぼすのが、時の政権です。エネルギー価格の直接要因にトランプ第2期政権の政策があるのは言うまでもありません。
具体的には2月の日米首脳会談が挙げられます。この会見でトランプ大統領は、アメリカ産LNG(液化天然ガス)の日本への輸出について言及しました。LNGはマイナス162度まで冷却して液化した天然ガスで、火力発電の主力燃料として使われています。石炭や石油に比べて燃焼時の二酸化炭素の発生量が少ないため、環境に優しいエネルギーとして期待されているものです。
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