社会学者が著した本書は、現在の経済現象の水面下で何が起きているのを理解するうえで多くの示唆に溢れている。
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『現代日本の転機』(日本放送出版協会)
- 著者 高原 基彰
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法政大学法学部教授(現代日本経済論)/博士(経済学)1953年、愛知県生まれ。埼玉大学大学院経済学科研究科博士課程修了。三菱UFJモルガン・スタンレー証券チーフエコノミストを経て、内閣府大臣官房審議官(経済財政分析担当)、内閣官房内閣審議官(国家戦略室)などを歴任。主な著書に『資本主義の終焉と歴史の危機』、『終わりなき危機』など。近著に『閉じてゆく帝国と逆説の21世紀経済』がある。<この著者の他の記事> 「世界全体が富裕層に甘すぎる」自家用ジェットやスポーツカーは全面禁止にすべきだ