メンタリストDaiGoが紹介「ポモドーロ・テクニック」
読書猿さん、メンタリストDaiGoさんらが自著で紹介しているのが、「ポモドーロ・テクニック」です。
……「25分間の勉強+5分の休憩」を繰り返す時間管理術。
イタリア人のフランチェスコ・シリロが考案した。「ポモドーロ」とはイタリア語で「トマト」のこと。シリロが愛用していたトマト型のキッチンタイマーに由来する。
「ポモドーロ・テクニックは短時間の集中作業を繰り返すことで、一日のうち集中力の高い状態にいる時間を増し、知的生産性を高める技法である」(読書猿『独学大全』/ダイヤモンド社)
元クイズプレーヤー・鈴木光さんの『夢を叶えるための勉強法』(KADOKAWA)にも、「タイマーを使って勉強時間を区切る」方法が紹介されていました。この方法なら、「どれぐらいの時間で、どれぐらい進めることができたか」がわかるため、自分に合ったサイクルが見つかります。
「勉強しない日」をつくる
「休むと勉強が遅れてしまう」「みんなががんばっているのに自分だけは休めない」「休みグセがつきそうで怖い」といった理由で、「休むこと」に罪悪感や焦りを覚える人がいます。ですが、目指す目標がまだ先にある場合、焦らずに「勉強をしない日」をつくることも大切です。
「心身がリフレッシュする」
「メリハリがついた質の高い勉強ができる」
からです。
100冊の中には、「勉強のスケジュールの中に、オフの予定をあらかじめ組み込んでおく」ことをすすめる本もありました。
「毎日休みなく勉強するのではなく、1週間に1日、まったく新規の勉強をしない午後をつくるのです。『時間がもったいない』と言う人もいるかもしれませんが、まったく休まないと効率が落ち、トータルで見るとマイナスなのです」(佐藤大和『ずるい暗記術』/ダイヤモンド社)
「人間の能力は有限ですから、疲れてくれば、当然、『能力』も『脳力』も下がってきます。(略)そこで私は、『戦略的に休む』ようにしています。『やるべきこと』の予定の中に、『休むこと』自体をタスクとして組み込んでしまうのです」(白川敬裕『本物の勉強法』/ダイヤモンド社)
「最初から『休む予定』を組み込んでおくのもいいでしょう。たとえば、1週間のスケジュールを組むときに『月・火はしっかり勉強して水の午後は休む。木・金・土と勉強して、日は1日休む』と事前に決めてしまうのです。個人的な感覚では、高密度の勉強をするためには、3日に1日くらいは休みが必要です」(水上颯『東大No.1頭脳が教える 頭を鍛える5つの習慣』/三笠書房)