今後4年間、世界はトランプ大統領に振り回される

あらためて今後予想されることについて確認しておこう。

トランプ氏は2025年1月20日に第47代アメリカ大統領に就任した。彼は大統領に就任する前からウクライナの戦争を終わらせると豪語しており、ウクライナを切り捨ててロシアとの関係強化を図ろうとしている。そのためにはNATO(北大西洋条約機構)との対立も辞さない。

また、中国と組んで、日本や韓国、台湾を切り捨てる可能性もゼロではない。すべては中国とのディール次第だ。メキシコやカナダとの緊張関係にあり、北米は不安定になるだろう。中東では、イスラエルを正当化し、ヒズボラやハマスなどのイスラム組織はもちろん、イランとの直接対決も辞さない。ロシアにしても、中東にしても、トランプ氏が化石燃料推進派なので、歓迎するところだろう。