人生100年時代といわれる今、生涯を健康に過ごしていただくために、次の3つのことを覚えておいていただきたいと思います。
①自分の平熱、そして「自分の体(体質)と心」の状態を知ること。これによって、いち早く「いつもと違う不調のサイン」に気づくことができるはずです。
②体温を上げて血流を高めるために、体を温める活動=「温活」を継続して行うこと。日々の生活を見直すためのヒントは、漢方医学の中にあります。不調の改善には漢方薬も有効です。
③それでも改善しない個々の症状、悪い部分(患部)、病気に対しては、西洋医学に頼ること。東洋医学には東洋医学の、西洋医学には西洋医学の得意分野がそれぞれあります。
東洋医学と西洋医学の知恵を融合した「温活」のすすめ
今回、『体温を1度上げると不調はすべて解消する』を著し、誰でも実践可能な「温活」の基本をまとめました。
まず、体を温め、体温を上げて、血液の流れをよくすることの大切さについてお話ししています。免疫力が高まるだけでなく、全身の不調や心のトラブルまで解消できるでしょう。
次に、多くの人が耳にしているけれど、理解するのが難しい「免疫」の仕組みを平易に解説します。「免疫ってすごい」「私たちの体って愛おしい」と、感じていただけるとうれしいです。
続いて、「漢方医学」の考え方の基本について説明します。漢方というと、ちょっとハードルが高いと思われがちですが、実はとても身近なもの。多くの方に「漢方」の魅力を知っていただきたいと思います。
最後に、体を温めるためには、実際にどんな生活を送るといいのか、「温活」のための食事法や生活習慣、さらには不調別の対策を紹介します。
「温活」5原則
お伝えする体を温める活動=「温活」のポイントは、たったの5つ。すぐに実践できるものばかりです。
①ショウガ紅茶など、体を温める食品を日常的に摂る
②はらまきは1年中。お腹を中心に下半身を温める
③ちょこちょこ運動で下半身に筋肉をつける
④水分は摂りすぎない。水は喉が渇いたら飲む、で十分
⑤自分の体を知って、自分の体質に合った温活を続ける
あなたの体を守ることができるのは、あなた自身です。本書が皆様の元気な毎日をつくるご参考になれば幸いです。

