それもあって、サンライズ出雲は繁忙期に1往復増発される。東京駅を22時21分発、出雲市駅13時32分着だ。全区間を乗り通すと15時間11分の長旅になる。これは鉄道ファンにも人気の列車だ。乗り鉄は目的地に早く着くよりも、気に入った列車に長く乗りたいものなのだ。

上りサンライズ出雲は出雲市駅を18時57分に発車して、岡山駅に22時31分着。ここで高松駅21時26分発のサンライズ瀬戸と連結する。姫路、三ノ宮、大阪に停まって、静岡駅に4時38分着。東京駅に7時8分に到着する。朝から活動するには早い時刻だけれど、これは通勤で混雑する時間帯を避けるためだ。

ならば通勤時間帯を避けて9時台の到着にすると、会社や学校に間に合わない。7時台到着は日常生活に戻るための配慮でもある。もし何らかの事情で東京駅到着時刻が遅れると、サンライズ瀬戸とサンライズ出雲は通勤列車を優先させるため、小田原から貨物線に迂回して品川止まりになる。