最も考えたい「固定費」の見直し

それでは、どこから生活費を見直すかといえば、まずは「固定費」です。固定費は一度見直すと、効果がありほかの支出を気にする必要がなくなるから気持ちが楽です。特に、住まいの見直しは重要です。

シニア世代にとって最もお金がかかるのは住居費です。住まいを見直すだけで、無駄なお金が大きく節約できる可能性があります。今となっては広すぎる家や庭の手入れが大変な一軒家を維持するよりも、便利なマンションに住み替えれば住宅ローンや維持費、固定資産税を軽減できます。駅に近く病院や買い物施設が徒歩圏内にある場所に移れば、車を手放すこともできます。

実際、70歳を過ぎると運転が不安になる方も多く、免許返納も視野に入ります。さらに、車の維持費や保険料の負担も必要かどうか考えておきましょう。そのほか、保険料、スマートフォン代など、毎月なんとなく払い続けている固定費をじっくり見直してみてください。これらは一度見直すと、節約効果が長く続くため、家計にとって大きなメリットになります。