しぶとく生き延びるレント階級

だが、利潤が勝利してもなお、レントは資本主義の黄金時代を生き延びた。すでに絶滅したヘビや微生物を含む、私たちの古代の祖先のDNAの名残が、人間のDNAの中で生き延びているようなものだ。

あらゆる資本主義的大企業――フォード、エジソン、GE、ゼネラルモーターズ、ティッセンクルップ、フォルクスワーゲン、トヨタ、ソニーなど――はレントを上回る利潤を創出し、資本主義を支配的な地位に押し上げた。

しかし、巨大ザメに寄生するコバンザメのように、ただ生き残っただけでなく利潤の残り物を食べて成長したレント階級もいた。たとえば、石油会社は特定の土地や海底の採掘権から莫大なレントをがっぽりと受け取ってきた。もちろん、自分たちは損をすることなく地球環境を破壊するというのも、それに付随する特権だ。