8000万人が安心して住める国に
いまの日本は、8000万人に人口が減少する中で、第一次所得の金融で儲けている国になっています。でも、金融で儲ける国は、いずれ衰退します。モノづくりができる国でなければ発展はありません。製造業や農産物、電力などの国内自給率を高め、人口減少が進む日本の中で人々がうまく暮らしていける環境をつくる必要があります。
韓国は人口が5000万人、ドイツだって8000万人です。現時点では日本より人口が少ない国です。国内自給率が高まり、8000万人が安心して住める国という認識になれば、経済は成長していくと思います。
先進国では、どこも飽和状態の中でサプライサイド経済学の考えかたに、もう一度光が当たってきています。
出生率は、すぐには上がらないかもしれませんが、子育てにお金をばらまくだけではなくて、供給側でプッシュして、雇用を生み出して、経済を引き上げようという考えかたが出てくるというのは、この成熟した国にはすごくマッチしていると、私は思います。これらを紐づけて考える習慣を皆がつけることで、株式投資のための学びはいつしか、豊かな日本をつくるための力になっていくと思います。
(構成=力武亜矢)

