「いつのまにか骨折」を招く「低骨密度+骨質劣化型」

3タイプのうち、最も注意が必要なのは、IIIの骨密度・骨質ともに低い「低骨密度+骨質劣化型」です。この人たちは骨折のリスクが健常な人たちに比べて7.2倍に跳ね上がります。

7.2倍とは大変な数字で、治療しなければ、将来高い確率で骨折を避けられません。その上、背骨の「いつのまにか骨折」が重症化する確率も高く、かつ大腿骨近位部骨折のリスクも高いことも、私たちの研究で明らかになっています。

ある病気の発症を引き起こすリスク要因を「リスクファクター」と呼びますが、このリスクファクターは2つ重なると、×かける2、ではなく、相乗的にリスクを上昇させます。