同じくらいの収入でも貯められる人・貯められない人がいるのはなぜなのか。家計再生コンサルタントの横山光昭さんは「貯められる人には、お金を後回しにしない、椅子に座って一休みする前にやる、体や歯などメンテナンスの意識が高い……といった共通点がある」という――。

※本稿は、横山光昭『お金を貯められる人のすごい習慣』(ぱる出版)の一部を再編集したものです。

日本では1万円札が大量
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お金を後回しにしない

家事に、育児に、仕事に……日々やることがいっぱいで忙しい毎日をすごしていると、どうしても後回しになってしまうのが「お金」のことです。つい優先順位が低くなってしまいがちです。やらなくても生活に支障を来すことはないからかもしれません。

「少し時間ができたらやろう」「これが終わったら取り掛かろう」と思いながら、1日が終わり、1週間が過ぎ……気づけば1カ月が経っていたということもあるでしょう。家事、育児、仕事の3つのループで終わってしまうことが多いのです。

時間が空いたり、ヒマになったりすることは日常生活の中でまずないと思うので、結局やらない、ということになってしまいます。それはよくあることです。

では、そのような日常の中で、貯められる人はどうやっているのでしょう? 「思いついたら、即やる」を心がけています。

貯める人は一休みする前にやっている

たとえば、家計相談に来た方の場合、「次回までに、水道料金を調べておいてくださいね」と言ったら、家に帰って一息着く前に水道料金の領収証を探して、携帯電話で写真を撮り、金額をメモします。「先ほどの件ですが……」といって、画像とともにメールを送ってくれる方もいらっしゃいます。

このように、流れで行動を起こし、その場で終わらせてしまうのです。貯められない人の場合は、「今日は家計相談に行って疲れたね。まずはちょっとお茶でも飲んでくつろいで、後でやればいいね……」と考えて、その日は終わり。そのうちやることを忘れて、次の家計相談の日を迎えることになるのです。

「後でやろう」の「後で」はいつまで経ってもやってきません。「やらなきゃ」と思いついたら、めんどくさくなる前に即やる。1ミリでもいいから動く。「後でやろう」と考えるすきを自分に与えないようにしましょう。

ここがポイント:やったほうがいいことは、イスに座る前に終わらせる