「子どもよりもダンナを教育するのが難しい」という嘆き
おふろに入れただけで子育てできてると思っているので(もちろんパジャマは用意しないし、子どもをふくのも私、おふろの飲み物さえ用意しないし、おふろのかたづけも私)。どうにか気づかせる方法はないものかと……。
【回答P】家庭内での家事育児の分担はお互い協力的にならない限り難しいと思う。性格的なものも大きいし、男性は仕事優先! の意識が強いので、どうやって家事をお願いしたら良いか不明だし、嫌な顔をされると、こっちまでふゆかいなので頼みたくない! 子どものうちから(特に男子)、女子を助けてあげる! 家の手伝いをさせる等の意識を変えていく方が最も効率的。
【回答Q】女の人(母親)は無条件に家事も育児もこなすが、男の人(父親)でそれができる人は少ない。お願いしたらやってはくれるが、あくまで“手伝う”というスタンスであり主体的に動いてくれることはほとんどないと思う。私や私の周りの家族もそうだが、夫に家事や育児をお願いするよりも自分でやってしまった方が早い。
【回答R】もしくは、頼むという行為自体がめんどくさくて、家事も育児も重い負担を担っているお母さんは多いと思う。また、私自身仕事に復帰して、夫と同じ立場になったものの、私の生活リズム(スタイル)は復帰前と比べて180度変わったが、夫も同じように変わったかと言えば、ほとんど変わっていない。(略)共働き家庭の夫が妻と同じくらい主体的に家事や育児をこなしてくれるような社会になったら、もっと妻は働きやすいのにな一と思う。
「誰か第三者が家事育児の重要さを父親に伝えてほしい」
母親たちが期待するのは、社会や第三者からの父親や男性たちへの働きかけである。妻よりも第三者から話を聞いた方が、夫も受け入れやすいかもしれないというわらにもすがるような想いが伝わってくる。
両親学級や父親向けの講座で、妊娠・出産前後の母親の体の状況や精神状況を教えてもらいたい、家庭訪問などで父親に働きかけをしてほしい、保育園の入所決定通知に「夫婦の家事育児分担表」のチェックリストを同封したらどうか、「もっと世の中全体で夫婦で家事育児分担するのはあたりまえになってほしい」というのが母親たちの願いである。