「僕がピッチを去る日」

結果を出すこと以外で僕が大切にしているのは、「楽しむこと」です。

どんな仕事も、いいことばかりではありません。たとえツライ出来事に直面しても、自分の成長には必要なことだとポジティブにとらえてみる。自分の成長が実感できたら、自然と「仕事が楽しい」と思えますから。

遠藤保仁選手
撮影=三好宣弘
そのまなざしの先に見えるものとはいったい──。

あと何年サッカー選手を続けるかは、まったく決めていません。9歳からサッカーをしていて、キツかったことは多々ありましたが、でも、サッカーをやめたいと思ったことは一度もないんです。

契約してくれるチームがある限りは続けていきたい。とはいえ、自分の中で「もういいかな」と思ったときが、やめるときなんだろうと思います。

いつになるか全然わからないですけど(笑)。

【関連記事】
「僕のような人間は、結果を出せなければすぐ干される」日本最高の騎手・川田将雅がそれでもオレ流を貫くワケ
「フルボッコされ続けた黒歴史…」日米野球の屈辱晴らしたMVP大谷翔平の試合前の"名スピーチ"に抱く隔世の感
会長→相談役→社外取締役…「いつになったら島耕作は引退するのか」に作者・弘兼憲史が返した答え
数分の出会いで人生は変わる…ポルシェ販売店の社長が営業マン時代にお客から言われた「痛烈なひと言」
「私は聞いていない」という上司はムダな存在…トヨタ社内に貼ってある「仕事の7つのムダ」のすさまじさ