【対処法A】必要以上にかかわらず、情報を与えすぎない
女子ボスとの会話は、何を言っても揚げ足取りになり、議論は泥沼にハマるだけです。「相手の話を受容する」という姿勢も欠けていますので、まともに会話ができないことが多いでしょう。
そういった人とは、必要以上にかかわることを避け、会話そのものを減らしていきましょう。
とはいえ、同じ職場の場合は、毎日顔を合わせることになりますし、定期的にどうしても顔を合わせなければならない人もいると思います。
このような場合は、とにかく「会話を広げないこと」です。
挨拶だけはにこやかに、元気良く。2人きりになったら、とにかく仕事に集中しましょう。もし、何かを聞かれて答えなければならない状況になったときなどは、短く穏やかに、そして、はっきりと言い切ってください。
この「言い切る」ことが、とても大事です。
「例の企画書、進んでいるの?」と聞かれたとしましょう。
その場合、「はい。○○日までに提出します」と短くはっきり言い切るのです。
「え〜と、おそらく○○頃までには提出できると思います……」という、自信のない答え方は避けましょう。
言葉の語尾が消えていくような答え方はせず、はっきりと言い切り、会話をすばやく終わらせましょう。
もう1つ大事なことは、こちらの「情報を与えすぎない」ことです。それは、個人的なことも含めてです。
女子ボスは、常に心の中が不安で揺らいでいるため、根掘り葉掘りさまざまなことを尋ねてきます。例えば、家族のことや休日の過ごし方など、あらゆる情報を探ってきます。平気でプライバシーを侵害してきますので、こちらが情報を与えすぎないことが大事です。
「情報を与えないこと=境界線を引くこと」になりますので、聞かれたことに答えすぎないことが大事です。
大切なことは、必要以上にかかわらないこと、情報を与えすぎないことです。
★ポイント 自分と相手の間に境界線を引くようなイメージでかかわる。