「ぶっきらぼう」「変な日本語」。カチンとくるメール
しかし、そんな便利なオンラインツールでも、伝え方次第では相手の機嫌を損ねるケースもあるので注意が必要だ。多くの人が気をつけているのが「誤字脱字」「簡潔さ」「礼儀正しさ」。ぶっきらぼうな書き方では礼儀を欠くし、インターネットから借用した例文を多用していては薄っぺらくて伝わらない。ダラダラと長いメールも「何が言いたいの?」となる。チャットのように短文で会話するツールであれば問題ないだろうが、メールでただ「了解しました」では、逆にカチンとくる人が多い。
「メール簡素化実行中」などとひと言添えることも必要だ。また問いかけとは違う内容の返信にも気をつけたい。1往復で終わるやりとりが、2往復、3往復となり、結局相手の時間を奪うことになりかねないからだ。もちろん、質問メールを送る側にも注意が求められる。相手が答えやすいような表現、簡潔さが大切だ。
相手の心に伝わるメールというのは、たとえビジネス上であっても送る相手への「気遣い」「思いやり」「感謝」が垣間見られる文章のよう。
誤字脱字だらけ、変な日本語では伝わるものも伝わらないのだ。