2021年、ア・リーグのMVPに選ばれたメジャーリーガーの大谷翔平。世界を揺るがすトップアスリートへと変貌させた裏には、とあるノートが存在していた。「プレジデント」(2022年2月4日号)の特集「運をつかむ習慣」より、記事の一部をお届けします──。
オープンウインドウ64
私が考案した教育手法「原田メソッド」は、大谷選手が育った花巻東高等学校でも野球部の佐々木洋監督が指導の中に一部取り入れており、大谷選手はその後日ハム時代に教育ディレクターから本格的に指導を受けました。そのため、大谷選手も原田メソッドを活用して目標設定を行っていました。原田メソッドには5つのツールがあり、その中のひとつが曼荼羅のような図、オープンウインドウ64(OW64)です。
これだけを見ると、「OW64が大谷選手の成功のもとなのか」と思ってしまいますが、OW64だけを作成しても十分な効果があるとはいえません。原田メソッドでは、結果を出すためのシナリオ作りとして長期目的・目標設定用紙を作成し、その達成に必要な行動をOW64に記しているので、長期目的・目標設定用紙とOW64はセットで行う必要があります。
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