1996~2012年生まれの若者は、アメリカで「Z世代」と呼ばれている。彼らの価値観は両親や祖父母とは大きく異なる。たとえば、2017年に調査対象となった当時14〜22歳の69%は、老後資金を「最優先の課題」と考えており、実際に12%(9人に1人)はすでに老後資金を貯め始めているという。アメリカの研究者らの共著『Z世代マーケティング 世界を激変させるニューノーマル』(ハーパーコリンズ・ジャパン)から一部を紹介する――。
「両親や祖父母ほどの成功はできない」と考えている
お金全般についてのZ世代の考えはどのようなものなのか。
アメリカのZ世代は、世界的大不況、学費ローン問題、所得の伸び悩みという、国全体の経済を揺るがす事態に強い影響を受けている。
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