仕事を続けることがカギ

それでは豊かな社会的つながりを保つにはどうしたらよいか。

勝間和代『健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿』(宝島社)
勝間和代『健康もマネーも人生100年シフト! 勝間式ロジカル不老長寿』(宝島社)

その最良の方法のひとつは、私は仕事だと思っています。定年後の年齢になっても仕事を続けていられる人は、みんな生き生きしていますし、人間付き合いも自分の同世代だけに限らず、若い人と積極的に交流をしている人が多いものです。おそらく、そうでなければ定年後も生き生きと働くことは難しいのでしょう。たとえ、仕事ではなくプライベートで会った人でも、仕事の話をしてくれる人は高齢者であってもとても魅力的です。

また、高齢者であっても社会に貢献し、対価として金銭を得るには、それなりの魅力を保っていないと実現できないことだと思います。

長生きをすることのメリットのひとつは、若い人に比べて、これまでの経験や蓄積が多く、経験値として自分の資産となっていることでしょう。しかし、そんな資産もうまく生かせなければ意味がありません。

結局、社会的に興味を持たれず、孤独を抱え、最悪な場合、孤独死なんてこともざらにあることだろうと思います。

勝間 和代(かつま・かずよ)
経済評論家、株式会社監査と分析取締役

1968年東京生まれ。早稲田大学ファイナンスMBA、慶應義塾大学商学部卒業。アーサー・アンダーセン、マッキンゼー・アンド・カンパニー、JPモルガンを経て独立。少子化問題、若者の雇用問題、ワーク・ライフ・バランス、ITを活用した個人の生産性向上など、幅広い分 野で発言を行う。なりたい自分になるための教育プログラム「勝間塾」を主宰。知見と実体験、研究をもとにしたアドバイスが人気。 『起きていることはすべて正しい』(ダイヤモンド社)、『40歳からの「仕事の壁」を越える勝間式思考』(日経BP)、『一生自由に豊かに生きる!100歳時代の勝間式人生戦略ハック100』(KADOKAWA)など、著書多数。著作累計発行部数は500万部を超える。