ティーグラウンドで立ち小便するメイワク高齢者

私はゴルフをよくやりますから、自分のクラブのオープン・コンペや他クラブに1人で予約を入れたときには、さまざまな高齢者の方とお会いすることがあります。

正直に言えば、そうした高齢者のなかには、この人とはもう二度とゴルフをしたくないなというひどいマナーの人が稀にいるのです。もちろん若い人のなかにもそういう人はいますが、大概は高齢者である確率が高いのです。

いったいそれはどうしてなのか。ゴルフのマナーも年々、進化していますので、昔よりもずっとマナーには厳しくなっているのですが、そうした変化についていけず、マナーを守れない高齢者が増えているのではないかと思います。

プレーヤーの前に出ない、前の組に打ち込まないなどというのは、最近ゴルフを始めた私にとっては当たり前のことなのですが、30~40年も前に始めた人たちにとっては堅苦しいルールなのでしょう。こうしたある種のコンプライアンスを守る気配が、このような人たちにはまったくないのです。

さらに、いちばん私が驚いたのは、ティーグラウンドの横で80代くらいの男性が立ち小便をしたときでした!

「これから小便するから」と言われたときには、私は聞き間違えたのかなと思ったのですが、本当にそこで立ち小便をしてしまったのです。

正直、私はその光景が、トラウマになりそうです。

自分のメンバークラブなのに、もうそのティーグラウンドには立ちたくありませんし、違うクラブの会員権を買おうかと思ったくらい、衝撃的な出来事でした。

もちろんすべての80代男性が、こんなかたちでゴルフのラウンドを回っているとは思いません。また、その男性は高齢で足も悪いため、尿意も我慢しづらくなっているうえにトイレに行くのも大変だったことも、重々理解しているつもりです。それでも大変失礼ですが、嫌なものは嫌なのです。これはもう生理的な嫌悪なので、私にはコントロールしようがありません。

長生きリスクは3つある

私たちは100歳まで長生きすることを前提とした時代、つまり今日の人生100年時代を生きる場合には、とりわけ70~80歳を超えたときに、次の3つのリスクに対峙しなければならなくなります。

その1 身体的衰えのリスク
その2 金銭的収入減のリスク
その3 社会的つながり減のリスク

年輩の車いす
写真=iStock.com/byryo
※写真はイメージです

ここでは、その概要について、お話ししたいと思います。