学会員は常に記念日を意識して生活している

また、創価学会員はこうした記念日を人生の“軸”として捉えていることが多い。今回の石原さとみについての報道は、「結婚」と記念日との関係性に注目したものだったが、記念日と創価学会員の関係性はそれだけではない。

例えば、仕事における具体的な目標を特定の記念日までに達成すると決意することや、勧誘している友人が入会する日を記念日に合わせるなど、記念日というものを強く意識しながら創価学会員は日々の生活を営んでいる。

これは記念日というものが一年のスケジュールにおいてある種の“軸”として創価学会内で機能していると言えるだろう。

他にもメインの記念日である3月16日・5月3日・11月18日を記念して、新入会者が参加する大規模なセレモニーが各地域にある創価学会の会館で開催されている。創価学会員はこのセレモニーに向けて友人や同僚に対する勧誘、いわゆる「折伏しゃくぶく」に力を入れていく。

その他の記念日に合わせてセレモニーが開催されることもあるようで、このような年に複数回ある記念日を目指して創価学会員は勧誘活動を活発に行っている。

創価学会員は多数の記念日を人生の“軸”として意識しながら生活している。ライフステージの変化や社会での成功と記念日を関連させることで、信仰生活を豊かなものにしていると考えられる。

つまり多くの創価学会員がそうしているように、石原さとみが創価学会員であれば、結婚という自身にとって重要な出来事を、人生の“軸”である記念日と結びつけている可能性は高いといえる。

(文中敬称略)

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