四賢侯のひとり、薩摩藩主の島津斉彬(なりあきら)は、すんなり藩主になれたわけではなかった。斉彬は、江戸の薩摩藩邸において、10代藩主島津斉興(なりおき)と正室弥(いよ)姫のあいだに生まれた。
だが、鹿児島にいる斉興の側室お由羅は、斉彬より8歳年下の庶子久光を生んでいた。
ここから先は有料会員限定です。
登録すると今すぐ全文と関連記事が読めます。
(最初の7日間無料・無料期間内はいつでも解約可)
プレジデントオンライン有料会員の4つの特典
- 広告非表示で快適な閲覧
- 雑誌『プレジデント』が最新号から読み放題
- ビジネスに役立つ学びの動画が見放題
- 会員限定オンラインイベント

