数年ごとに職種を替えタフなゼネラリストに

キャリアのスタートは日本が好景気に沸く1988年。2年前に男女雇用機会均等法が施行され、働く女性の可能性が開けてきていた。大澤晶子さんは東京大学理学部に在学中だったが、日本企業がグローバルに展開しているビジネスシーンに魅力を感じたという。

日本生命保険相互会社 執行役員 リスク管理統括部 部長 大澤晶子さん
日本生命保険相互会社 執行役員 リスク管理統括部 部長 大澤晶子さん

そこで、同級生たちが大学院に進み研究職を目指す中、4年で卒業して日本生命保険相互会社に就職した。「いろんな職種や地域展開がある企業に勤めたいと思っていました。でも、大学のゴールデンコースからドロップアウトして始まったということでもありますね」

大学の研究室より広い世界を見たい、いろんな仕事を経験したいというゼネラリスト志向ではあった。しかし、入社してから8回も所属が変わったのは想像を超えていた。

「異動になるたび『必要ない』と捨てられちゃったのかと勝手に思って落ち込み、新しい部署でイチから始めるのも大変なので落ち込む。そこで2、3年経てば、仕事の幅が広がり楽しくなるんですが、そのタイミングでまた異動になるという(笑)。その繰り返しでした」