選べる色柄で気分を上げる!

布ナプキンについて個人的に一番意外だったのは、無機質で素朴な色やデザインしかないのではと思い込んでいたが、コットン素材ということもあってか、まるでショーツを選ぶのと同じような感覚で、たくさんの色柄から選べること。さらに、オーガニックコットン製のものもある。

布ナプキンは今や、たくさんのメーカーからさまざまな種類の色柄が出ているようなので、自分の好みや気分に合わせて選ぶのも、“楽しみ”の1つではないだろうか。憂鬱な生理期間こそ気持ちが上がるような色柄を取り入れるといいだろう。

すべて変えずにうまく付き合う方法を探そう

生理用紙ナプキンでは、化学物質の成分が体内に吸収されてしまうと心配する人もいるようだが、それは間違い。成分が体内に入ることは決してないそう。間違った知識に偏らないよう、よく調べ、情報を取捨選択のうえ、自分に合った生理用品をうまく使いこなすのが快適さへの第一歩だ。

人によって快・不快の感じ方は千差万別。処理のラクさ、手に入りやすさ、など、便利さを求めるなら高機能の紙ナプキンやタンポンがいいだろうし、肌に触れた感触が気になる人やエコを考えたい人は布ナプキン、交換頻度の少なさや装着しない開放感が好きな人は月経カップをチョイスするのもいいだろう。

しばらく使用してみて感じたのが、個人的には、月によって経血の状況も変わったりするので、そのときどきにより布ナプキンと紙ナプキンを両方うまく使い分けるのも良いと感じた。

経血量や生理期間などは個人差があるため、オンの日オフの日、普段と旅行時など、うまく自分のスタイルに合わせて使用していくといいのでは。

かぶれやかゆみ、また生理時の不快さなど、体への影響を布ナプキンで軽減できるかどうかは個人差がある。最近は、パンティーライナー(おりもの用シート)も布製でたくさん出ているので、“布ナプキン”が気になっている人は生理用布ナプキンをはじめる前に、まずはライナーで着け心地や感覚を体験することからスタートするといいかもしれない。

布ナプキン同様にオールオーガニックコットンでつくられたパンティーライナー(生理用よりこぶりで薄め)天然染めのパンティーライナー《ヒーリングムーンパッド ラピスラズリ》1069円(税込み)日本製/オーガニックコットンyuga