「共働きで昼も夜も忙しい。小学校受験なんてわが家には無理!」そんなふうに考えているワーママは、少なくないでしょう。しかし、“お受験ママは専業主婦が当たり前”の時代は終わりました。近年、小学校受験を実施している名門小学校でも、共働き家庭の理解が広がりつつあります。お教室もいまやワーママ対応。共働き家庭の子供が多く通うので、土日の授業も増え、働いているママ向けの受験セミナーも開催されています。
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中学受験か、小学校受験か

「働きながらの中学受験があまりにも大変だったので、次女は小学校受験を決めました」

そう語るのは、現在中学3年と小学2年の女の子を持つ、ワーママで都内在住の山下ゆり子さん(仮名)。中学受験ともなると、子供に自我が芽生えて、通信手段・移動手段・交流関係まで親は目が行き届かなくなるのだそう。また、中学受験にも子供の向き・不向きがあり、自ら中学受験を望む子ではない場合、小学校受験以上に親も大変だと語る。

「きっかけは中学受験を回避するための小学校受験でしたが、結果多くのことを学ばせてもらいましたし、私立小学校のメリットを多く感じています。地方出身の私や夫は、小学校受験・中学受験を経験していないので、子供の幼少期はのびのびと遊ばせたいと思っていました。子育てをしていくうえで、受験は選択肢にすら入っていませんでした。でも、私たちの時代と今は大きく変わってきています。住んでいる地域の教育環境などを調べて、わが子に合った教育環境を与えたいと思ったのです」