「ツイッター転職」が今の流行り

最近の転職活動で注目しておいてほしい手法が3つあるので、ご紹介しましょう。

1.リファラル採用

ベンチャー企業などを中心に、リファラル採用が進んでいる印象があります。リファラル採用とは「referral=紹介・推薦」という意味を持つ採用方法のこと。自社に在籍する社員や既に退職したOBなどから知人や友人を紹介してもらい、自社の選考基準に沿って採用を行います。

このリファラル採用は、求人媒体への出稿や合同説明会などのイベントに出展する場合と比べて採用コストが大幅に抑えられるだけでなく、人材の質がある程度担保されるメリットがあるといわれています。アメリカではGoogleやFacebookをはじめとしてIT企業を中心にすでに約85%の企業がリファラル採用を導入していて、日本ではメルカリやビズリーチなどもこの採用方法を取り入れています。

2.ツイッター転職

また最近は、ソーシャルリクルーティングといい、SNS上で採用活動を行う経営者や人事担当者も増えつつあります。中でもツイッターを使った転職が流行っているようです。ツイッターで#転職 #転職希望 #ツイッター転職 などと検索すると、たくさんのツイートを見ることができると思います。

まず、求職者側は持っているスキルや求める条件などをツイッター上にアップする。その時、ハッシュタグの後に職種やスキルなどの特定のキーワードを付与すると投稿がタグ化されます。すると、それが採用者側の目に止まって「この人の話を詳しく聞きたいな」と思ったら、直接DMが届くという仕組みです。

逆に採用者側がツイッター上に自社が求めている人材のスキルや条件をアップして、求職者を募っているケースも見られます。ツイッターには費用がかからないうえに求職者と直接スピーディーなやりとりができるという利点があるからです。