在職中は会社が処理してくれた諸々の手続きも、定年後は、自分でしなくてはいけなくなる。定年退職時にしなければならない生活の根幹にかかわる4大手続きの概要をまとめた――。

すぐにすること、してはいけないこと

定年退職時に必要な手続きのポイントは雇用保険、健康保険、公的年金、税金の4つである(表1参照)。

▼雇用保険

雇用保険、いわゆる失業保険を受け取るには、住所地のハローワークで求職の申し込みをしなければならない。

「受給期間は退職後1年間。求職の申し込みの手続きが遅すぎると、基本手当の日数が残っていても受けられなくなるので注意してください」(社会保険労務士の渋谷康雄さん)