ホテルレストランならではの「おもてなし」

陳氏の指揮のもと、昼夜ともに食材、メニューを全面的に見直し、料理はさらにパワーアップ。ランチタイムは、アラカルト、コース料理のほかに、税金とサービス料込みで4200円と7000円の2つのセットが用意されており、これが素晴らしくお値打ちなのだ。今回紹介するのは、1日20セット限定、7000円の飲茶セット。

「龍天門」のランチではおなじみの、飲茶のワゴンサービス。熱々を目の前でサービスしてくれる。

「龍天門」でランチをしたことがある人なら、ワゴンサービスの飲茶を思い浮かべるのではないだろうか。このセットも、1皿目はワゴンから選べる飲茶。ホカホカの湯気が上がるセイロを前に、いきなり場の雰囲気も盛り上がる。この後も、北京ダックのバーガー仕立て、大ぶりの餃子が入ったスープや小龍包などの点心、千葉の契約農家で育てられた中国野菜に、自慢の焼き物をのせたごはんと、魅力的な皿が次々とタイミングよく登場する。デザートにたどり着く頃には、もう満腹。この充実の内容には、誰もが驚き、満足するはず。セットでありながら、自分でチョイスできる料理が3皿あることも、楽しいポイントだ。

さらに素晴らしいのは、ウェスティンホテルならではの心地よいサービス。外資系ホテルということもあるのだろう、格式ばったところがなく、スマートな立ち居振る舞いの中にも、どこかフレンドリーな空気がにじみ出ていて、自然とリラックスさせてくれる。こうした雰囲気こそ、商談の成功に一役も二役もかってくれるはず。ホストのポイントも、ぐぐっとアップするに違いない。

次ページからはいよいよコースの紹介だ。招いた相手を確実に笑顔にする料理の数々をご覧あれ。