成果の見えない仕事に焦り

サイバーエージェントは、早めにいろんな経験をさせてもらえそうだなと思って入社しました。実際、入社してみたら、本当に早いうちから責任をもっていろいろと経験させてもらえました。

サイバーエージェント 執行役員 横山裕果さん

入社後はアメーバ事業部のプロデュースグループにプロデューサーとして配属されました。プロデューサー職自体が導入されて2年目だったので、明確な役割がまだ固まっておらず、何をやればいいかという正解がない状態でした。

プロデュースグループでの担当は、ブログやブログのマイページのページビューを伸ばすこと。でも、営業に配属された同期と比べると、成果を出しづらくて悩みました。自分で考えた工夫よりも、芸能人の結婚ニュースや、夏休みに入るとページビューが伸びるのです。外的要因が強いんですね。

自分の成果を出したいと悩んでいたときに、当時の上司が、「与えられている仕事で地道な成果を出しながらも、同時に会社の事業プランコンテストなどの機会をしっかり利用して社内に名前を覚えてもらい、いつか抜擢されることを考えてもいいんじゃないか」とアドバイスをくれました。そのアドバイスを受けて、全社的に名前を売れる機会には積極的に参加するようになりました。社内事業プランコンテストに応募をして最終選考に残ったり、藤田から週に一度、企画の採点を受ける新人プロデューサー向けの会議でも、かなり意欲的に提案を出し続け、一番に優勝しました。当然1年目なので、わからないことは周りの先輩方や同僚にアドバイスをもらったり相談したりしていました。