それでいて年収に不満を持つ女性は65%も。もちろん高い収入はほしいけれど、そうはいっても男性と同じようには働けないというジレンマが浮き彫りになったかたちです。
男性を100とすると女性は71.3
フルタイム勤務者の給与格差は、男性を100とすると女性は71.3。もし管理職比率と勤続年数が同程度になると、格差は86.6に縮小し、アメリカを超えてスウェーデン並みになるとの分析もあります(厚生労働省雇用均等・児童家庭局)。退職金も、勤続年数が同程度となれば格差は縮まるはず。男女格差是正のためには、男性中心の働き方の転換と、キャリアへの意欲を喚起する職場環境の整備が不可欠です。