知事「『みんな集合!』と言いたい」

両陛下は2日目、青森市総合体育館(カクヒログループスーパーアリーナ)で国民スポーツ大会の卓球競技をご観戦になり、青森市文化観光交流施設「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では迫力のあるねぶたをご覧になった。

ちなみに、2日目のお召し物は薄いグリーンでコーディネートされていた。こちらは、青森という県名に含まれる“森”をイメージされていたのかもしれない。

2日間にわたる地元の奉迎者、奉送者は延べ2万7397人だった。これは驚異的な数字だろう。

沿道で両陛下をお迎えした1人がこのような感想を述べていた。

「やっぱり、この感動のためだったら並べる、待てるって、思って。これから自分も力がつくような感じで、すごく感動しました」と。

沿道に早くからつめかけ、両陛下を待ち続けた多くの人たちに共通した気持ちだろう。

宮下宗一郎知事は9月18日の記者会見で、敬宮殿下が青森県にお出ましになる予定を発表した。この時、宮下氏は終始笑顔で、いかにも嬉しそうだった。

記者から「愛子さまの初めての青森ご訪問に際して、県民へのメッセージはありますか?」という質問があった。これに対して「『みんな集合!』と言いたいですよね」と答えていた。

“青”でバトンを受け取った愛子さま

敬宮殿下は両陛下からバトンを受け取るように10月12日、三沢空港にお着きになった。両陛下のご日程にすき間なくつながるスケジュールは珍しい。

敬宮殿下のお召し物は、やはり“青”のパンツスーツ。両陛下と同様、愛称「“青”の煌めき」を踏まえた大会へのリスペクトが感じられた。

翌日のお召し物は、深いグリーン(フォレストグリーン)のワンピースとボレロ。この深いグリーンの装いについては、県名の青森の“森”への配慮を想像する声もあった。しかし直接には、青森県の「県章」の色が同じ深いグリーンだから、その色に合わせられたのだろう。殿下の事前勉強の一端を察することができる。

いずれにしても、初日が“青”で翌日が“森”(フォレストグリーン)というコーディネートは、現地「青森」への素敵なオマージュに違いない。