「あるべき継承の姿」は伝わっている
4日間、両陛下ならびに敬宮殿下とお側で接した宮下知事はX投稿の中で「両陛下の国民への深い、本当に深い愛情を感じ続けました」と述べる一方、敬宮殿下についてこうつづっている。
「(敬宮殿下が)もしかしたら一生に一度しかその人と接することができないかもしれない。会者常離(=出会った者はつねに離別を避けられない)を体現している様子は20代の若さでは考えられない、むしろ両陛下と本当に同じように振る舞っていらっしゃると感じました」
宮下氏本人による「両陛下と本当に同じように振る舞っていらっしゃる」という証言は、軽視できない。
次代の天皇は「両陛下と本当に同じように振る舞っていらっしゃる」皇族が即位されるのが最も望ましい。それこそ皇位が“世襲”であるべき本来の趣旨のはずだ。
青森に限らず各地での「愛子さまフィーバー」も、決して薄っぺらいアイドル的な人気によるものではない。そうではなく、世襲の本旨に照らしてあるべき継承の姿を、人々が直感的に洞察しているからにほかならない。
再改正し「愛子天皇」実現を
先ごろ、高市政権のもとで拙速・乱暴に行われた皇室典範の改正(改悪)では、世襲として本来あるべき親から子への皇位の直系継承を妨げる「男系男子」限定という欠陥ルール(第1条)が、そのまま放置された。側室不在の一夫一婦制なのに男系男子限定というルールは、そもそも持続可能性を期待できず、歴史上まったく前例がなく、世界にも類例を見ない(最も遅れていたミニ国家のリヒテンシュタインすら今年、是正に踏み切った)。
ところが高市早苗首相自身が先日、Xへの長文投稿で「女性天皇への道を閉ざした」という批判に対して釈明し、今後さらに「必要な検討や見直しがなされる」としている(9月15日)。そうであれば、世襲の本旨に沿うように皇室典範を速やかに「再改正」するのが当たり前だ。
そうすれば次代は、皇室と多くの国民が一致して望む「愛子天皇」に決定する。
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