ベジタリアン食にポテンシャルあり

結婚式やレストランといったBtoC事業が多くを占めていたのが、新たにベジタリアン食に挑戦したことで、社員食堂や機内食というBtoBが増えた。BtoCのみだと有事の際はどうしても弱くなる。実際、鳥善もコロナで苦しんだ。

「事業のバランスがよくなってきている」と手ごたえを感じている伊達さんは、「今後はさらにベジタリアン食に力を入れていきたい」と語った。

日本ではまだ未成熟ながら市場としてポテンシャルを感じているベジタリアン食を広めるために、緑のマークの普及にも取り組んでいく。インドには、ベジタリアンは緑、ノンベジタリアンは赤の丸いマークがあり、食品のパッケージやレストランのメニューで日常的に目にする。このマークを普及しようと、農林水産省などと話を進めているところだ。

スズキと共同開発したレトルト商品にも緑色のベジマークがついている
撮影=天白あきえ
スズキと共同開発したレトルト商品にも緑色のベジマークがついている

少年時代から、誰もやってないことや新しいことをやるのが好きだった伊達さんは「人がやっていないニッチな領域だからおもしろいし、情熱が湧くっていう部分は変わらないですね」と言って笑った。

(初公開日:2026年8月31日)

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