出産適齢期の婚活女性の悩み
「子どもがほしい。出産の限界年齢も近づいている。でも今の職場は残業が多いから妊娠後も働き続けるのは無理。となると、私より年収が低い年下は無理。養ってくれるような男性じゃないと困るし、でも、あまり年上でも子どもが成人する前に定年になっちゃうと困るし……」
出産適齢期のぎりぎりで婚活する女性はだいたいこんな悩みを抱えてぐるぐるしてしまいます。
なので、1回因数分解してみましょう。
まず、「子ども」と「結婚相手」のどちらにこだわるか? です。
「私は自分の好みの人と結婚したい。妥協はいやだな。それで結婚が遅くなって妊娠が難しくなっても、子どもはできなかったら、できなかったでいいや」
こういう考え方をする人は、あまり妊娠適齢期にとらわれず、生涯寄り添っていける人を探してください。たとえ50歳になっても、理想の人と結婚できたらそれで幸せ……そういうカップルもたくさんいます。
「私は子どものいない人生なんて考えられない。絶対子どもがほしい」
こういう方は、自分の年齢と相談して、一刻も早くパートナーたる男性を見つけてください。もちろん今おつきあいしている人がいたら、その人と子どもをつくれるかどうか、まず考えましょう。少々のところは目をつぶって、さっさと子どもをつくることができるパートナーが優先です。妊娠は時間との戦いでもありますから。まずは「子どもと出会えること」、そのための結婚を優先してください。
もしも、万が一、離婚することになっても……。多くの離婚女性は微笑んでこういいます。「前の結婚は子どもと出会うための結婚だったと思うの」。
この台詞、決して負け惜しみではないんですよ。