妊娠と夫の年齢
実は男性の年齢も「妊娠」には大きく関わってきています。
このグラフは、子どもが欲しいと思ってから子どもができるまでにかかる期間を男性の年齢ごとに比較したものですが、やはり40歳を超えると長くなっている。
先日、NPO法人FINEが主催する「ちゃんと知りたい男女の不妊」というイベントで『ヒキタさん!ご懐妊ですよ』の著者、ヒキタクニオさんと一緒に登壇しました。
ヒキタさんは子どもが欲しいと思った時点ですでに45歳。5年の「妊活」を経て、我が子を腕に抱くことができたのですが、会場からは「何が一番効果があったのか?」という質問が出ました。
「断食をしたときに精子の運動率が7割まで上がった」とおっしゃっていましたが、会場にいる専門医は首をふっています。医学的には根拠がないのでしょう。ヒキタさんは結局「体合わせ、心合わせ」が一番大事という言葉で締めくくりました。