スウェーデンの教訓

スウェーデン第3の都市マルメ(人口約36万人)では、外国生まれの住民が約3分の1、そして親が外国生まれなど外国にルーツを持つ住民が約5割に達している。特にローゼンゴード地区では移民背景を持つ住民が多数を占め、失業率も高く、過去にはギャングの闘争や暴動が起きたこともある。

移民比率が非常に高いこの地区では、言語習得や社会的分断が課題とされ、スウェーデン生まれの住民が他地域へ移住する現象「ホワイト・フライト(白人住民の流出)」も報告されている。日本でも、いずれ似た現象が起こらないとは限らない。

スウェーデンの第二の都市、外国生まれが3分の1を占めるヨーテボリに住む50代のマヤさんには2人のティーンの子供がおり、こう話す。