オシラサマ、河童、狐――岩手県・遠野の郷の伝承をまとめた『遠野物語』。約100年前に遠野地方出身の佐々木喜善が語り、柳田国男が筆記、出版された“日本民俗学の出発点”を、現代の世に鯨庭が漫画で結び直す。…
続きを読む殺されても仕方ないと迫害される河童の子。優しい少女に惹かれてしまい…。――『遠野物語』より「河童の子」前編 「コミック『遠野物語』」
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1875年兵庫県生まれ。東京帝国大学法科大学卒業後、農商務省に入り、法制局参事官、貴族院書記官長などを歴任。1935年、民間伝承の会を設立し、日本民俗学を確立。1962年逝去。『新版 遠野物語 付・遠野物語拾遺』『海上の道』(角川ソフィア文庫)ほか著書多数。
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東京学芸大学名誉教授