悲しみや悔恨を伴わない気持ちで親と子を語れる人はどれほどいるのだろう?三上義明、55歳。娘が巣立ち、老いを実感する中で、亡き父親に思いを馳せる様になった。義明の父・義雄は今から23年前、突然孤独死した。…
続きを読む孤独死をした父の家を訪れると、布団の周りにおびただしい数の蠅が発生していた――『父を焼く』第1話後編 「コミック『父を焼く』」
『父を焼く』(小学館)
- [漫画]山本 おさむ
- [原作]宮部 喜光
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漫画家1954年、生まれ。1995年、『どんぐりの家』にて第24回日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞。同作は、自ら脚本・総監督を行ったアニメーション映画化し、第1回文化庁メディア芸術祭・アニメーション部門優秀賞も受賞。 代表作に『遥かなる甲子園』(双葉社)、『どんぐりの家』、『聖-天才・羽生が恐れた男』、『天上の弦』、『そばもん ニッポン蕎麦行脚』、『赤狩り THE RED RAT IN HOLLYWOOD』(小学館)など。
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原作者