老後は「資産の取り崩し期」に入る

家計は、「フロー」と「ストック」のバランスで成り立っています。「フロー」は収入と支出で、「ストック」は金融資産や不動産といった資産と負債です。

フローがプラスになればストックは改善します。反対にフローがマイナスとなればストックは悪い影響を受けます。フローとストックは相互に影響を与え合う関係にあります。いくらフローが大きくても、それがすべて消費に使われていてストックにまわっていなければ、家計は持続可能とは言えません。