「祝い酒」はできればハイボールか焼酎で
朝昼夜の食事以外でも気をつけたほうがいいものが、いくつかあります。まずは、アルコール。お正月は家族や仲間と乾杯したいものでしょう。それも少量なら許容範囲ですが、ビールや日本酒などを大量に飲むのは避けてください。
ただでさえ、糖質の高いおせち料理をつまみながら糖質の高いお酒を飲む。そして、いい気持ちになってごろ寝してしまう。これはもうフルコースというか、血糖値を上げるためにゲームで言うコンボ(連続技)を決めているようなものです。
ビールよりはウィスキーで作ったハイボール、日本酒よりは焼酎という糖質が低めのお酒にするのも、ひとつの手です。ワインなら赤より白の方がベター。
「おせち料理×ビール×ごろ寝」のフルコースはリスクを高める
しかし、問題は、お酒を飲むと、その後はついついその場で横になってしまう、ソファなどでうたた寝して動かない……となりがちなこと。お正月に限らず、食後は30分以内に運動をすると、血糖値の上昇を抑えられます。おせちやおもちを食べたら、その後は初詣に行って神社の中を歩く、近所に散歩に出掛けるなど、意識的に体を動かして下さい。
外に出掛けるのがおっくうなら、家の中で簡単な運動をするのもいいと思います。私のYouTubeチャンネルでも紹介していますが、15分ぐらいの体操で十分。エアプルダウン、スロースクワット、大股歩きのウォーキング、踏み台昇降などがおすすめです。